冷え性改善で治る100症例 ~生活習慣病その他~ | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

冷え性改善で治る100症例 ~生活習慣病その他~

私たちの身体に現れるさまざまな不調。冷えを改善して、五臓六腑の肝(胆)、心(小腸)、脾胃、肺(大腸)、腎(膀胱)を整えることで改善することができます。

橋本病

橋本病は自己免疫の異常による慢性甲状腺炎で、甲状腺の機能が低下しています。代謝が低下していますので、冷え、食欲不振、むくみ、体重増加、無気力などの症状がでてきます。程度にもよりますが、頑固な「冷え性」と似たような症状になります。漢方治療も冷え性治療と似たものになります。

糖尿病

糖尿病は糖の代謝異常で、血液中に糖が溢れている病気です。原因は①炭水化物の多い食事、②運動不足で糖が燃焼しきれてないこと、また③ストレスが大きな原因になっています。ストレスがあると交感神経が緊張して、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのストレスホルモンが分泌されます。これがインスリンの働きを弱めて血糖値を上昇させます。またストレス解消のために、過食やアルコールに走りやすくなりますので、そのために血糖値が上がります。

糖尿病と冷えは密接な関係があります。血糖値が高い状態は、血液中に糖が溢れていて血液がドロドロしているので、毛細血管まで血液が流れにくくなります。また糖の燃焼が悪いために身体は冷えてきます。糖尿病において気をつけないと怖い、目、腎臓、心臓、血管への合併症は、何れも血液の巡りに関わっているのです。ですから是非、血液の質と流れを改善して冷えは治していきたいものです。自分が冷えているという感覚がない人も多いので、血糖値だけでなく体温も測る習慣をつけましょう。
〈コラム〉「糖尿病」と「冷え性」の意外な関係
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脳梗塞

脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり、血のめぐりが正常の5分の1から10分の1くらいに低下した状態が続いた為に、その部位の脳組織が壊死(えし)(梗塞)してしまったものをいいます。一方「冷え」は、血液の巡りが悪くなって、末梢の毛細血管までスムーズに血が流れない状態をいいます。

「冷え」状態が脳で強く継続した結果が「脳梗塞」になるのです。「脳梗塞」を発症された多くの方が下肢などの冷えを訴えられるのも頷けます。「冷え」が酷くなると、栄養や酸素もうまく運ばれなくなり、血管はますます収縮し、細胞機能も悪化して、新陳代謝も低下していきます。とにかく血液の巡りを良くすることが大切といえるでしょう。

心臓病

冷えが続くと動脈硬化をおこします。心臓の筋肉に栄養補給している冠動脈が、動脈硬化で狭くなると心筋に栄養や酸素が補給できなくなり胸痛を起こすのが「狭心症」。冠動脈が詰まってしまい、心筋が壊死を起こすと「心筋梗塞」になります。

また心臓の冠動脈の1/3は太い血管ですが、残りの2/3は細い血管です。心臓の細い血管で流れが悪くなると(冷え性状態)狭心症を起こしやすくなります。「微小血管狭心症」といって、発症した人は同時に冷え性の悩みを持っていて、更年期女性によくみられます。
心臓病にかかり、心臓の力が弱くなると、血液が体のすみずみまで届かなくなり、冷えを助長するという悪循環にもなりますので早めに対処しましょう。

不整脈

不整脈は血液を全身に送り出している心臓のリズムが乱れているのですから、血行不良とは関わりが深く、冷えから不整脈になることもあります。また不整脈があると血行不良を起こしやすくなります。一般に、不整脈の主な原因は、①心臓病によるもの(狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、先天性心疾患等)、②甲状腺異常、③肺疾患、④ストレスといわれていますが、何れも冷えと関わりがあります。

肝臓病

肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように、黙々と重要な働きをしています。身体にとって不要なもの(アルコールや食品添加物などの異物)を解毒したり、栄養の分解・合成をしています。また血液や栄養(糖分、脂肪、ビタミン、ミネラル等)を貯蔵しており必要に応じて血流量を調節しています。古い赤血球は作り直し、肝臓できれいになり温められた血液は、全身に流されます。
このように肝臓は全身の血液が集まる臓器なので、冷えて血流が悪くなると、働きが低下します。

冷えて血行不良があるところは、ウィルスに侵されやすく、肝炎になりやすくなります。また硬くなると、「肝硬変」ということになります。肝臓を労わるためには、温めて血液の流れを良くすることが、まず基本といえるでしょう。 
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胆石

胆道に結石ができる病気を胆石症と呼びます。成分により、コレステロール系結石(胆汁中にコレステロールが溶けきらずに固まった結石)、ビリルビンカルシウム系結石(ビリルビン(古くなった赤血球)が変化してカルシウムと結合した結石)、黒色石(過剰になったビリルビン複数とカルシウムや銅などの金属元素が結合したもの)とあります。胆石の原因は血液成分からきており、胆石をもっている人の多くは、右上腹部が冷たく血流が悪くなっていますので、血液をきれいに温めることが大切でしょう。

尿路結石

尿の通り道である腎杯・腎盂・尿管・膀胱・尿道をまとめて尿路といいますが、この尿路にできた結石が、尿路結石です。結石の原因は多岐にわたりますが、予防や治療には、下腹部を温めて血液の流れを改善して排尿を良くすることが大切になります。

精力減退

老化とともに男性ホルモンの分泌が低下すると、精力減退となります。その他にはストレス、慢性疾患や体力低下も原因になります。これらは「冷え」と密接に関わっています。

いぼ痔

痔には、内痔核、外痔核、切れ痔、脱肛、痔瘻があります。いぼ痔(痔核)は痔の中で一番多く見られ、便秘でトイレ時間に長くいきんだり、長時間同じ姿勢をとっていたり、また妊娠や出産で鬱血することからでてきます。痛みや出血は座薬や飲み薬で緩和できますが、原因は肛門の毛細血管が集まっている部分の鬱血ですので、血液の巡りを良くする(冷え改善)ことが何より大切です。刺激物と下痢も悪化させますので気をつけましょう。

痛風

痛風は、尿酸が足の親指の関節など、あちこちの関節に沈着して炎症を起こす病気です。足の親指の体温は低いので、尿酸が固まり痛風の発作が起こるようになります。プリン体を多く含む食品(豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、さんま干物)を控えるとともに、関節部分の体温を上げることが大切でしょう。

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