吐き気・ふらつき・ふわふわする「めまいの原因」は冷え取り漢方で改善できる | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

吐き気・ふらつき・ふわふわする「めまいの原因」は冷え取り漢方で改善できる2019/9/07更新

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めまいは本当に辛いもの。
症状がつらいのは勿論ですが、めまいが数時間以上続くこともあり、治まるまで何もできなくなり、また、何時症状が始まるのかわからないのが怖いめまい。もし、車の運転中だったら?そんな事を考えるととても不安になってきます。
めまいのお悩みを抱える人の数は、厚生省の国民生活基礎調査によると、約240万人。その中には原因不明のため、改善しないまま「めまい」を抱え続けている人も少なくありません。
 

原因がわからないめまいが多いのですが、冷え性を改善して身体を内側から温め巡りをよくすることで、「めまい」が軽くなるケースがよくあります。
漢方では、めまいの原因は「ストレス」や「血の巡り」「胃弱」「腎虚」と考えられているのですが、これらは「冷え性」と密接に関わっているため、冷え性が改善される過程でめまいが軽くなってくるのです。
 

めまいって?

めまいとは、「病気」というよりも「症状」そのものを意味し、「まわりがグルグル回るような感じ」、「雲の上を歩くようにふわふわする感じ」、「谷底に引きずり込まれるような感じ」「吐き気や嘔吐を伴う」など、人によってさまざまな症状があります。
 

めまいの原因として、耳の器官や脳の異常による場合があり、体のバランスをつかさどる耳の三半規管で耳石がはがれたりするとめまいが起こります。
しかし原因がわからない場合も多く、女性によくみられる『メニエール病』も原因不明とされています。
 

一般的な「めまい」の治療法

病院では、内耳の循環を良くする薬やビタミン剤、利尿剤や吐き気止め、抗不安剤やステロイド剤が使われています。改善する人がいる一方で、良くならない人も多いのが現状です。めまいの原因である、「耳の器官の不調」や「脳血流の低下」「血圧の変動」、さらに「ストレス」には個人差が大きいため、投薬だけでは改善しきれない場合があるのです。
 

一方でめまいのお悩みに対して、漢方薬が利用されるようになってきました。漢方薬は副作用の心配が少なく、体質に合っていれば長く服用することができます。
 

めまいの原因として考えられているストレスや瘀血(血液ドロドロ)、血虚(血が少ない)、胃弱や腎系の弱さを体質に合わせて改善していきます。体質に合った漢方薬であれば、早い遅いの違いはあっても、めまいの症状は軽くなっていきます。しかし最近では、手こずる人が増えているように感じます。
 

漢方薬は一般的に煎じ薬が最も効果が高く、粉薬、錠剤と効果が弱くなるため、服用する漢方の品質によっては「効いている実感がない」場合があるかもしれません。
 

しかし実は、漢方薬が効いてこない程、巡りの悪い体質になっている場合も多いのです。毛細血管の血の巡りの低下が「治りづらいめまい」を引き起こし、さらに穏やかな漢方薬を効きにくくさせていることが少なくありません。
 

めまいの原因にストレスと冷え性が深く関わっている

ストレスの多い生活を送っていたり、長年の冷え性や無理な生活を続けていると、血液の巡りが悪くなっていきます。
ストレスと冷え性は密接に絡んでおり、ストレス状態が続いていると、交感神経が過剰に働くため血管がギュッと締められ、温かい血が巡らなくなり身体は冷えていきます。一方で冷え性をそのままほおっておくと、身体は常に緊張してストレスを受けているような状態になります。

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冷え⇒ストレス⇒冷えの悪循環が積み重なってくると、血液が粘ついてくる40~50代以降、ガチガチで巡りの悪い根深い体質に進んでいきます。自律神経が乱れたりさまざまな体調不良を抱えるようになったりします。しかも神経が鈍るために自分の身体が冷えている自覚に乏しく、実は冷え性だと気づかないで、更年期のせいにしてしまう場合も少なくありません。
 

そして根深い巡りの悪い体質になると、それに伴い「水の代謝」も悪くなります。
めまいの原因は、冷えとストレスの悪循環による根深い血液循環の不全、及び水の代謝の低下が原因になっていることが多いのです。
 

めまいと同時にさまざまな症状が現れる理由

このようにしつこく血液循環が悪くなり、水の代謝が低下してくると、めまいだけでなく複数のさまざまな症状が現れやすくなります。

■吐き気

胃内に余分な水があると吐気を感じるようになります。冷たい飲食や胃が冷たい人、ストレスなどで胃の血流が低下すると胃に余分な水が溜まりやすくなります。胃内の余分な水が上昇して、めまいを感じるようになるのです。天井がぐるぐる回るようなめまいが多いようです。

■ふらつき

一時的に脳に届く血液の量が低下した時におこります。低血圧で血液を送る力が低下していたり、貧血で血液の量が少ないと起こりやすく、目の前が急に暗くなったり気が遠くなったりします。

■ふわふわ

身体の芯が冷えているとこのようなめまいが現れやすくなります。自分がふわふわと宙に浮いているような感覚に陥り、ふらふらするめまいです。

■頭痛

脳の血管が拡張した時に頭痛が起こります。体内の余分な水で血管が膨張したり、一方で、緊張による血流低下状態から解放された時に、血管が拡張して頭痛が起きやすくなります。

■耳鳴り

耳周辺の血行不良や、内耳のリンパ液の水ぶくれが雑音として聞こえるのが耳鳴りです。血液がドロドロしていたり、毛細血管の巡りが悪かったり、腎機能が弱いと耳鳴りが起こりやすくなります。

■肩こり

身体に冷えがあると、それ以上体温を逃がさないようにするため、毛細血管を収縮させるなど自然に力が入ります。それが“コリ”をおこします。また、血液ドロドロ状態(瘀血)も血行不良をおこし、肩こりになります。

■首こり

パソコンやスマホなどで姿勢が悪くなると、首を支える筋肉が過度に緊張して首こりになります。、頭と身体をつなぐ血液の流れが悪い状態です。

■動悸

動悸は、心臓が一生懸命に頑張って血液を巡らせている状態。ですから、血が少なかったり血液がドロドロ状態(瘀血)になると、心臓は頑張って血液を巡らそうとするため動悸を感じるようになります。水分代謝が低下して血管が膨張しても動悸を感じます。

■高血圧

血管の圧が高まっている状態で、血液がドロドロ状態(瘀血)だったり、水分代謝が低下して血管が水膨れ状態になると血圧が上がります。また、毛細血管の血流が低下すると、太い血管の圧が高まり血圧は上がります。

■低血圧

血液を送り出す力が弱いために血管の圧が低い状態です。脳への血流も低下しやすいため、立ちくらみなど起こしやすくなります。身体の機能が低下しやすく冷え性にもなりやすいといえます。

■貧血

血液の量が少ないと脳に届く血液量も低下しやすくなり、立ち上がった時などにふらついたり、フワーッとなったりします。

「冷え」からめまい!?

実は、吉兆堂薬局でめまいに関するアンケートを行ったことがあります。最近症状がではじめた人から長年症状が続いている人まで含めて調査したところ、何年もの間めまいで悩んでいる人の多くが複数の体調不良を抱えておられました。そして体調不良の中には、手、足、背中、お腹、ふくらはぎなどの冷えが多く見受けられました。
 

慢性的な冷え性が「めまい」の原因に

冷え性は慢性的に血行不良状態になっているため、体内の循環機能と水の代謝が低下しています。「めまい」も耳周辺の循環が低下して、内耳のリンパ液が水ぶくれをおこすと発症しやすくなります。
 

胃が弱い方は、消化吸収する力が弱くエネルギーを十分産み出せないので冷え性になりやすいのですが、それだけでなく、胃で消化吸収しきれない水分が上昇して、めまいが起こりやすくなります。
 

だからといって胃が丈夫でも、冷たい飲食を摂りすぎてしまうと余分な水が胃に溜まり、めまいが起こりやすくなります。
 

特に下腹冷えの人は要注意!

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特に下腹より下半身が冷えている方のめまいは、しつこい傾向があります。
なぜなら、めまいの原因である水の代謝と関わりの深い臓器である「腎臓」は下腹部にあり、ここが冷えていると腎臓の毛細血管の血流が低下して機能低下を起こしてしまうから。実際に下腹部が冷えている方の多くが、腎機能と関わりの深い「むくみ」の症状(身体の表面に余分な水が溜まっている状態)を感じていらっしゃいます。
 

このタイプの方が厄介なのは、上半身は冷えてない、むしろ火照っていることが多いために、冷え性の実感に乏しく冷たい飲食を好んでしまうこと。下腹が冷えているにも関わらず冷たい飲食で更に下腹を冷やし、胃にも余分な水を溜めてしまうので、しつこいめまいを引き起こしてしまうのです。
 

身体のバランスが崩れているめまいの改善は、生活習慣の見直しだけでは難かしいもの。
当薬局でも、さまざまなお客様から「めまい」のご相談を伺ってまいりました。

めまいについてのお悩みは、いつでもご相談ください。

ご相談電話:0120-29-3955

営業時間:10時~18時 日曜、月曜、祝日定休

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追伸:水をたくさん飲むといいって本当?

めまいを治すために「水をたくさん飲みなさい」 と言われたりします。これは身体の体液の不足は循環機能や水の代謝を低下させるので、体液を補いましょうということ。
ところが水は身体を冷やす性質があるため、身体が冷えていると飲みたくないし、無理して水を飲むと、冷え性がひどくなったり胃腸に負担をかけたりして、かえって体調を崩すことになります。まずは身体を内側からしっかり温かい状態にしてから、水を飲むことが大切です。
 

文責:漢方薬剤師 大林多津子


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