肩こり
冷えからくる血行不良タイプ
身体に冷えがあると、自然に力が入り、毛細血管を収縮させて体温を逃がさないように反応します。それが“コリ”をおこしてしまいます。
血液ドロドロによる血行不良タイプ
血液に乳酸や老廃物がたまり血行が悪くなると、筋肉が緊張してきてコリを生じるようになります。血液がサラサラしていれば乳酸や老廃物を流してくれるのですが、血液がドロドロだと、思うように乳酸や老廃物を流してくれません。血管を収縮させて排泄しようとしますが、それが一層血行を悪化させて、肩こりをひどくさせてしまいます。
目の疲労からくるタイプ
ジッと目を凝らすとか細かい作業が続いた場合、焦点を調整する機能が低下することがあります。すると“コリ”を起こす筋肉が緊張するようになり、肩こりや首スジの張りを生じるようになります。目を酷使する際に、精神的な緊張が加わると、自律神経系も乱れやすくなり、“コリ”が悪化して、視力低下も招きやすくなります。
精神的な緊張からくるタイプ
知らない道を車で走る、苦手な人との会話など、精神的なストレスにより、緊張させる神経系の働きが優位になり、首・肩周辺や背中上部の筋肉が硬くなってしまうことがあります。一時的な場合は緩和させやすいですが、連日緊張が続くと“コリ”が慢性化しやすくなります。
姿勢の悪さからくるタイプ
座り続けることで、特定の筋肉が収縮し続け、姿勢を支える筋肉の働きが低下して、頭や腕を支える頚部の筋肉に負担が生じます。同じ姿勢から解放される機会が少ない場合、筋肉の緊張が慢性的になり、“コリ”を感じるようになります。 筋肉は“コリ”を起こすだけでなく、血行不良もおこしています。