冷え性改善で痩せる体質に | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

冷え性改善で痩せる体質に2024/4/19更新

痩せたいのに痩せれない                         
身体が重い                                
元気が出ない・疲れやすい
ダイエットをしても効果が出ない                      
それほど食べてないのに、太りやすい薬は飲んでいないのに・・・・
なかなか痩せられないのは、冷え性が原因ではありませんか?
 
冷え性の相談をさせていただく中で、度々伺うのは、さまざまな体調不良と共に、実は、「痩せれない」というお悩み。
食べ過ぎに気を付けて毎日歩いているのに、なかなか痩せられない。
また、ダイエットの漢方薬を飲んでいるのに、実感を感じられないなどというお声を伺います。
 
実は、「痩せにくい体質」と「冷え性」は、密接な関わりがあります。
冷えた循環の悪い身体というのは、さまざまな代謝が低下していて元気のない太りやすい状態です。
身体を芯から温かい整った状態にすると、体調不良が改善されて、気がついたら痩せていた、というケースは多いのです。
 

太る・痩せる メカニズム

太ったり痩せたりするのは、簡単にいえば摂取カロリーと消費カロリーのバランス。
食事による摂取カロリーが、基礎代謝と運動などによる消費カロリーより多いと太りますし、その逆だと痩せてきます。
〈ポイント〉
●カロリーを抑えながら、たんぱく質やビタミンなどバランスのとれた食事。   
●運動は、20分以上の有酸素運動が効果的。
●基礎代謝は年齢や性別によって異なり、筋肉の量、ホルモンバランス、そして、体温と関わりがあります。筋肉質の人、また、甲状腺ホルモン・副腎髄質ホルモンの分泌量が多い人は、代謝が高くなります。体温に関しては、1度上がると基礎代謝は13%増加するといわれています。
 
冷え性を改善することは、基礎代謝アップのために必須であり、実は、食べ過ぎ防止や運動への意欲を高めることにも有効となります。
 

冷え性が太りやすい理由

① 熱を作る力が弱いと冷え性になり、基礎代謝も低い

「気虚」といって身体の機能が低下している人は、身体が冷えて基礎代謝も低くなっています。胃腸も弱めで、たくさん食べてないのに太りやすい状態です。
 

② 血流が悪いと老廃物が溜まりやすく、冷え性になりやすい

毛細血管の血流が悪いと、温かい血液がすみずみまで流れないために冷えやすく、排泄する力も低下するために老廃物が溜まりやすくなります。
「水毒」といって余分な水が溜まったり、血液がドロドロ(お血)している場合もあります。
 

③ 身体が冷えていると、動くのが億劫になる

身体をよく動かすことは大切なのに、冷えた身体は機能が不活発なので、動くのが億劫になります。身体を芯から温めていくと、運動への意欲もでてきます。
 

④ 冷えのぼせタイプだと、食欲旺盛になることも

下半身は冷えているのに上半身は冷えてない、むしろ火照っている人の場合、胃に熱があり、そのために食欲が亢進してしまうことがあります。
 

更年期以降に太りやすいのは?

筋肉の減少と血液の粘つきが、代謝を低下させる

若い頃は痩せていたのに、年齢とともに太ってしまったというお悩み。年齢を重ねていくと、熱を産生する筋肉が減少するために、基礎代謝は低下します。特に更年期以降になると、血液が粘つくようになり、代謝の低下は複雑になってきます。
 

冷え性だと基礎代謝の低下が大きい

若い頃から冷え性だった人は、手足の冷えから症状が進行して、下腹部より下半身が氷のように冷えていたり、上半身が熱くて火照るなどの症状も現れやすくなります。長年の冷えに加えて女性ホルモンが減少するために、血液がドロドロ(瘀血)してくるのです。自律神経が乱れている人も多いですね。40~50代以降のダイエットは、身体全体を整えながら代謝を高めていきましょう。
 

ストレスで食欲が増してしまうことも

精神的なストレスにより、食欲が止まらなくなったり炭水化物(甘いもの)が無性に食べたくなることがあります。神経を使いすぎて胃への血流が低下して(冷えた状態)食欲が低下する場合もありますが、一方で、ストレスによる気の滞りが胃に熱をこもらせて、食欲が止まらなくなってしまう場合もあるのです。
 

漢方薬によるダイエットとは?

通常、肥満に用いられる漢方薬には、3つのタイプがあります。
◆体力がある人向きで、解毒や排泄力を高めることを目標にした処方。「防風通聖散」など。
◆体力が弱めで、水太りしやすい人に適した処方。「防己黄耆湯」など。
◆ストレスや食欲がコントロールできなくて食べ過ぎてしまう人に。「大柴胡湯」など。
 
上記の漢方薬で、満足される人がいる一方で、なかなか効果を実感できない人もいます。
漢方薬は、煎じ薬や粉末、錠剤、丸剤などの形態により、また、製造メーカーによる製造方法により効果にバラツキがあるからです。
 
しかし一方で、効果が実感できないほど冷えて巡りが悪くなっている体質が原因になっていることも多いのです。
 

冷え性のお悩みに、毎日気軽に継続できる漢方茶

若い頃には食生活などの生活習慣を見直すことで改善できた体質も、年齢とともにしつこく治りづらくなってきます。「冷え性」や「痩せにくい体質」のような長年の体質や生活習慣からくるものは、自分の努力だけでは改善しづらいもの。
 
本来身体は体内温度を一定に保とうとするために、いったん下がってしまった体内温度を上げるには、単純に温めるだけでは難かしくなります。
特に40~50代以降の冷え性は、血液の流れや自律神経、ホルモンのバランスや免疫力といった身体の根本的な所が乱れているために、身体全体を整えながら深部から温めることが大切です。
 
このような「冷え性」及び「冷えからくる肥満体質」に対して、良質な生薬を組み合わせた「漢方茶」があります。
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身体の内を温める「乾姜」

身体を温める生薬に乾燥した生姜「乾姜」があります。生の「生姜」を加熱をすると「ショウガオール」という成分になり、身体を温めるようになります。漢方では、生姜を蒸して乾燥させた「乾姜」が漢方薬の生薬として使われています。

身体を正常化させる「霊芝」「高麗人参」

漢方生薬の中には、効果効能に優れながらも身体を正常化させる働きがあり、副作用の心配がなく長く飲める生薬があります。
 
基礎代謝や免疫機能を整えながら血流をよくする働きがあり、続けることで、冷え性を改善して身体全体を整えていきます。そのような生薬に「霊芝」や「高麗人参」があります。
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執筆・監修者紹介

2016-01-11 13.26.37
薬剤師 大林多津子(おおばやしたづこ)
名古屋市立大学薬学部卒業。病院薬局に勤務後、大林薬局を経て、漢方専門の吉兆堂薬局へ。子育て中に、子供が先天性心疾患の大手術、気管支炎、肺炎、難病の皮膚病を繰り返し、何とか虚弱体質を治したいと漢方に取り組む。そこで漢方によって子供が健康になっていく体験を積み重ね、本当に良い漢方は確かな手応えがある、という確信を持つに至る。漢方で体質改善をされ健康な日々を過ごしていただきたい、という想いで日々努めている。


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