更年期の体調不良がつらい方、実は冷えが原因では?! | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

更年期の体調不良がつらい方、実は冷えが原因では?!2018/12/01更新

更年期症状でお悩みの方

更年期の辛い症状でお悩みの方は結構いらっしゃいますね。
一般に閉経の前後約5年程度を、「更年期」といい、この時期になるとホルモンバランスの乱れから様々な症状が出やすくなります。更にその頃は、仕事や社会生活の責任が重くなる時期で、家庭でも子供の手が離れたり、親の介護が始まったりなどの節目であり、心身に影響を与えています。
しかし最近では、30代、40代で更年期と似たような症状がでる人、また60代の方でも「今さら更年期?」と思えるような症状でお悩みの方がいらっしゃいます。

更年期に現れる症状と身体のメカニズム

更年期を迎えると、卵巣の衰えに伴い女性ホルモンが急激に減少するために、ホルモンバランスが混乱して、ほてり、のぼせ、発汗、動悸、めまい、また不眠、不安、抑うつなどの精神神経症状があらわれたりします。
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更年期以降の身体の変化

女性ホルモンにより守られていた身体が、ホルモン減少のために、血液ドロドロからくる疾患、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、頻尿のような泌尿器疾患などに罹りやすくなります。比較的男性に多いといわれているような病気も増加してきます。

女性ホルモンの働きとホルモン減少後の身体の変化

女性ホルモンは健康を維持するためにさまざまな働きをしています。このホルモンが減少することで、身体は大きく変化をしていきます。

「女性ホルモンの役割」 「女性ホルモンが減ると」
お肌や髪をみずみずしく保つ お肌、髪のハリ、つやがなくなり、たるみやシワが増加します。
骨の密度を安定させる 骨粗しょう症になりやすくなります。
血圧の上昇を防ぐ 血圧が上昇します。
コレステロールの上昇を抑える 動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳梗塞に注意する必要があります。
冷え性予防 頑固な冷え性、むくみやすくなります。
免疫能力を保つ 免疫力が低下、風邪などの感染症やガンに罹りやすくなります。
記憶力を高める 忘れっぽくなります。

閉経後増加する病気

骨粗しょう症

閉経した後、50代から急激に増加するのが、骨粗しょう症です。骨を強くする働きがあった女性ホルモンがなくなると、骨の細胞密度が急激に減少します。 気づかないうちに進行し、将来歩行困難になったり、骨折や寝たきりになるリスクが高まります。予防するために、胃腸を丈夫にして、カルシウムとタンパク質をしっかり取り、運動するなど身体に負荷をかけて動かすようにしましょう。

動脈硬化・高脂血症・糖尿病

女性ホルモンによる恩恵がかなり減少するために、血液ドロドロからくる疾患に罹りやすく、「生活習慣病」のリスクが高まります。更年期以降は生活習慣の見直しが一層必要になります。

子宮筋腫・子宮内膜症

子宮筋腫は、閉経すると、徐々に小さくなる場合が多いです。しかしホルモンバランスの急激な変化で、急に悪化するケースがありますので、閉経後の痛みや出血は、すぐに受診をしましょう。

子宮体がん・乳がん

「子宮頸がん」は、30~40代前半にかかる方が多い子宮がんですが、閉経後に増加するのが「子宮体がん」です。「閉経したのに出血がある」という場合は、検査をするようにしましょう。乳がんは 閉経以降も発症します。

病院での更年期障害の検査

更年期障害は、女性ホルモンの濃度で検査することができ、E2検査とFSH検査、LH検査で調べることができます。

E2検査:エストロゲンの主要成分であるエストラジオール(E2)の濃度を測る検査で、数値が低い場合には卵巣機能が低下していることが推測されます。

FHS検査:卵胞刺激ホルモン、LHは黄体形成ホルモンの濃度を測り、バランスをみていきます。

しかし、更年期を示す数値が出たとしても更年期障害か否かをハッキリと診断することは難しく、明確な診断基準はないとされています。

不定愁訴がある場合に「更年期障害(更年期不定愁訴症候群)」と診断されます。

ホルモン補充療法って?

女性ホルモンの減少が更年期の原因なら補充すればいいのでは、と考えたいところですが、実は、ホルモン剤には血液をドロドロにするという副作用があります。通常は、更年期で辛い症状がある人に対して行われます。美容にいいからといって安易な使用は控えたいもの。

下記の場合はホルモン補充療法(HRT)を受けることができないとされており、ガンのリスク、動脈硬化のリスクを高めますので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

ホルモン補充療法ができない人

  • ・乳がん、子宮体がんの治療中、または既往がある人
  • ・心筋梗塞の既往がある人
  • ・静脈硬化、血栓症のある人
  • ・重度の肝障害がある人
  • ・原因不明の不正性器出血のある人

「冷え」と「更年期」

実は冷えが原因ではありませんか?

更年期の症状が重い人、若い方の更年期症状、高齢で更年期症状が現れる方がいらっしゃいます。実は、この方々の体調不良は「冷え」が大きな原因になっている可能性があります。
「冷え」と「ホルモン」は密接に関わりあっているのです。
身体を維持するために非常に重要な働きをしてくれる女性ホルモンですが、実はこのホルモン、一生のうちでティースプーン1杯程度しか分泌されません。卵巣と視床下部は、ホルモンという微量の生理活性物質を通してやり取りをしており、ホルモンは血液や体液にのって運ばれるため、冷えがあるとその部分の伝達が悪くなる可能性があります。伝達が悪ければ、脳の指令や卵巣でのホルモン分泌も乱れやすくなります。

特に下腹には、子宮や卵巣など女性にとって大切な臓器がありますので、下腹が冷えていると、「冷え」+「女性ホルモンの乱れ」により、さまざまな体調不良が生じやすくなります。

閉経後の下腹冷えに気をつけて!

252629さまざまなお客様のお身体のご相談を伺っていると、更年期症状のお悩みで、漢方薬をのんでもなかなか改善されない方の多くが、下腹の冷えをお持ちでした。
閉経を迎える頃の女性の身体は、女性ホルモンの減少により血液がドロドロしやすかったり、毎月の瘀血の排泄がなくなることで、「瘀血」が溜まりやすくなります。瘀血(血液ドロドロ)は冷えを生み、冷えは瘀血を生み、瘀血⇔冷えの悪循環で、しつこく冷えるようになります。
特に婦人科系が弱い方(若いころに生理痛や生理不順があったり、子宮筋腫や子宮内膜症があるなど)は強く現れる傾向があり、下腹から下半身にかけてひどく冷えるようになります。
足が強く冷えたり、しびれや痛みがある、のぼせが気になる方は、下腹冷えが進行している可能性大。、足がむくみやすかったり、また、頻尿や尿量が少ないなどの症状がある方も、下腹が冷えている可能性があります。
最近増えている乳がんや子宮がんも、冷え(瘀血)が深く関わっています。

こんな症状ありませんか?

冷え型更年期の方によくある症状一覧です。この中でひとつでもあてはまる症状あれば、「冷えが原因の不調」の可能性があります。体質を改善するために、食事や運動など生活習慣を見直しましょう。

□冷えを強く感じる
□上半身がのぼせるのに下半身は冷える
□手足が異常にほてる
□エアコン、扇風機が苦手
□異常なほど汗をかく
□むくみがある
□手足にしびれがある
□めまいがする
□便秘がち、又は下痢しやすい
□腰痛、ひざ痛などの関節痛がある

吉兆堂薬局おススメ閉経後のライフスタイル

更年期以降は、悪玉コレステロールや中性脂肪が増え、動脈硬化を起こしやすくなるので、食生活や運動などの生活習慣に注意が必要です。

食生活

112402◆脂肪の摂り方に注意しましょう。肉の脂肪はコレステロールが多いので控えたいですが、イワシやサンマ、サバなど背の青い魚には血液をサラサラにする「DHA」「EPA」といった成分が多く含まれているので、積極的に食べたいものです。
◆野菜不足にならないようにしましょう。身体の酸化(老化)を防ぐ食品として、トマト、人参、ピーマンなどの色の濃い野菜を、また大豆、ゴマ、ニンニク、ショウガもおススメです。

身体に良いからといって食べ過ぎは逆効果、腹八分目を心がけましょう。

運動

286634◆身体も硬くなってきますので、身体の関節や筋を20秒ほどゆっくり伸ばすストレッチを習慣にするとよいでしょう。柔軟な関節は、転倒防止にも一役買います。
◆ウォーキングや水泳、少し息がはずむけれど心地よいと感じる有酸素運動をするようにしましょう。有酸素運動は内臓脂肪の減少、またストレス発散にもなります。
◆筋力トレーニングには、スクワットや腕立て伏せ、ダンベル体操などがあります。骨盤底筋体操は、尿失禁予防にも役立ちます。

睡眠

107248◆更年期になると不眠でお悩みの方が増えてきます。頭が興奮していると、なかなか眠りに就けません。リラックスできる時間をもち、寝る前はパソコン、スマホは控えるようにしましょう。
◆身体は体温を下げることで眠りにつくので、体をしっかり温めて快適温度で眠りにつくようにすると、体温が下がりやすくなります。
◆アロマや少量のアルコールも効果的です。
◆不眠でお悩みの方は、不眠剤に頼る前に漢方薬が効果的。漢方生薬が神経の栄養を補い、高ぶりを冷まして睡眠へと誘います。副作用や習慣性の心配もありません。

症例

●さまざまな体調不良が改善

初めてご来店された時は、とても憂鬱そうで体調も悪く辛そうな60代女性のSさま。病院の鬱の薬、肝臓の薬で治療していましたが、体調が今一つ良くならなかった為、漢方に頼ってみようと思われたそうです。肝臓の数値が高く、体温は35度台前半から34度台。そこで冷えを改善する漢方茶と、瘀血をとる漢方で体質改善をおすすめしました。 体質改善を始めてから徐々に体調が上向き、半年後には頭痛が軽減、一冬に何回もひいていた風邪も回数が減り、軽く済むようになったそうです。定期的な血液検査では肝臓の数値が正常値に落ち着いてこられ、さまざまな体調不良がひとつずつ良くなり、とても喜んでいただきました。表情もとても明るくなられました。

●どうしても取れなかった疲労感が改善

仕事と家事で忙しい毎日を過ごしておられた50代女性のYさま。更年期を迎えた頃に、身体の芯に力が入らない感じで疲れが取れないとご相談されました。そこで冷え取りの漢方茶と、鹿茸配合の「補腎剤」をまず1ヶ月続けていただきました。ジワジワと力が蓄えられる感じで、1ヶ月後にはかなり回復。その後、量を減らして継続、体調が安定しているようです。  

●更年期の体調が改善

コレステロール値や肝臓の数値が高く、体重も増えてしまい身体に不安を抱えてご相談された50代女性のYさま。冷え取りの漢方茶+瘀血をとる漢方の丸剤を続けていただき、ある程度は改善された感じでした。しかしもう一つだった感じがあり、途中から「おすすめセット」に変更。その後3カ月後経った頃から身体に大きな変化が現れ、表情が柔らかくなり体調もよいとのこと。長年の瘀血がとれてきたのだと思いました。その後1年間続け、体調が安定してきたところで冷え取り漢方茶のみに変更。調子が良さそうです。  

文責・監修:漢方薬剤師 大林多津子


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