花粉症も冷えが原因!2015/2/07更新
花粉症に悩まされている方は、2月の声を聞くと
「そろそろかな」と憂鬱になるのではないでしょうか。
例年、2月頃から花粉が飛び始め、3月上旬にはピークを迎えます。
花粉症の方には辛いシーズンです。
同じ環境でくらしているのに、
花粉症で苦しむ人と、一方で、
全く花粉症にならない人もいます。
いったい何が違うのでしょうか。
花粉症は、免疫のバランスが崩れることによって引き起こされる病気だといわれています。
免疫が正しく機能している場合には、
花粉などの異物(抗原)が体内に侵入した場合、抗体がつくられて排除してくれます。
しかし免疫のバランスが崩れていると、
異物が排除された後も抗体が増え続けてしまうために、
過剰に自分の身体を攻撃してしまうことに。
これがアレルギーの症状です。
「花粉症になってしまったら一生つらい思いをしなくてはならない」
と思っている方も多いようですが、免疫を整えれば症状は改善します。
免疫のバランスが崩れる大きな原因に「冷え」があります。
冷えていると血流が悪くなり、
老廃物や異物を排除してくれる白血球が全身に運ばれにくくなります。
それが免疫の細胞が上手く働かない原因になります。
冷えは自律神経を交感神経優位にさせるため、
白血球の中のリンパ球の働きが低下します。
それも免疫が混乱してしまう原因です。
簡単にいうと、
冷えていると代謝を悪くさせて身体に老廃物が溜まってしまうので、
身体が排除しようとして起こしている自然な反応、
それが花粉症という訳です。
症状を抑えるための薬を服用するだけでなく、
体質改善をして冷えない身体作りで免疫力を上げることで
花粉症対策をしていきましょう。