気圧の変化で体調が乱れる理由とは? | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

気圧の変化で体調が乱れる理由とは?2019/6/29更新

天気予報を見ていると必ず出てくるのが「気圧」という言葉。
気圧とは大気から押されている圧力で、「高気圧」と「低気圧」があります。高気圧の時は雲が発生しにくく晴天になり、低気圧の時は上昇気流になるため雲が作られるので、雨が降りやすくなります。
ところで、梅雨のシーズンで気圧が低くなると、特に台風や豪雨で低気圧が発達してくると体調を崩す人が多くなります。実際に、女性の70 %は気圧の変化(天候の変化)によって、体調不良や精神面の不調に悩まされているそうですが、それは何故でしょうか。
 

低気圧で体調を崩してしまうメカニズム

例えば「1気圧」の時は「1の力」で全身が大気から常に押されているのですが、気圧の低下で大気からの圧力が低下すると、血管やリンパの流れを生む圧力(勢い)も低下してきます。それにより血行不良を起こしやすくなるのです。
 
ホースの水まきに例えると、ホースの口を潰して(圧力をかけて)撒けば、水の勢いが強くなり水流が増しますが、圧力をかけないと水流は弱まりますね。人間の身体も同じ原理で考えればよく、低気圧の時は圧が弱まるので全身の巡りが悪くなってしまうのです。同時に梅雨の時期は湿気が高くなるために、体内の湿気も高まり身体は重い感じになります。
 
もともと健康で巡りの良い人なら、気圧が変化しても体調に影響しないのですが、冷え性など血行不良がある人にとっては、ひどい循環不良をおこし体調不良を起こしてしまうのです。
 
これらのメカニズムには自律神経も絡んでいます。気圧が下がると副交感神経が優位になり血管やリンパが膨張してくるのですが、自律神経が不安定な人にとってはその変化が大きく現れてしまうために体調不良が強く現れるようになってしまうのです。自律神経の乱れは、血流低下や冷え性と密接に関わっているといえます。
 

気圧の変化で生じる身体の不調

気圧が下がり、身体の巡りが急に低下すると、次のような症状が出やすくなります。
 
■だるい  ■肩コリ  ■頭痛
■むくみ  ■めまい  ■吐き気
■喘息   ■肩や古傷が痛む
■気分が憂鬱   ■肌が痒くなる
 

日常生活での解消方法

身体に余分な水がたまらないように、加工食品や塩分の多い調味料は控えめにして、カリウムやカルシウムの多い食品、ビタミンB群の多い食品を積極的にとりましょう。
 
次のような方法も有効です。
●コーヒー、緑茶などカフェインで、一時的に血管を収縮させる。
●昼寝、横になることで、拡張した血管を戻す。
 
そして、気圧など気候の変化で体調を崩さないようにするには、何よりも日頃から巡りの良い身体に整えていきたいもの。冷え性を改善するなど、次のような方法を取り入れて体質改善されるとよいでしょう。
●冷たい飲食は控えめに
●ストレッチなどの軽い運動で血行不良を改善
●漢方薬で冷え性改善、血の巡りを整えたり、水分代謝を整える
 
気候の変化に左右されない身体作りをしていきましょう。
 
文責:漢方薬剤師 大林多津子


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