化学物質と経皮毒2014/10/18更新
身の周りにあふれる化学物質
私達の身の周りには、多くの化学物質で溢れています。
水道水の塩素、プラスチック、洗剤、薬、化粧品、シャンプー、リンス、整髪料、
生理用品の吸水ポリマー、食品添加物・・・。
どれも日常生活に欠かせないものばかりです。
ですが、実はこういった化学物質の中には、
便利さを追求するあまり、安全性に疑問符がつくものも。
塗料に使うシシンナーが脳へ悪影響を与えることは有名です。
また殺虫剤が目や鼻にしみたという経験がある人も多いと思います。
他にも、食品添加物や家庭用の洗剤など、
私達が直接口にして肌に触れるものにも有害な化学物質は含まれているのです。
化学物質と経皮毒の恐怖
一般に原因不明とされるアトピー性皮膚炎ですが、
化学物質の影響が大きいと考えられています。
化学物質が口から体内に入り、腸の粘膜を通り過ぎると、
免疫のバランスを崩すといわれ、
また直接肌に触れることでも私達の身体に悪影響を及ぼします。
住宅の建材に含まれる化学物質が原因となったシックハウス症候群なども有名です。
日用品に含まれる化学物質が
婦人病の大きな原因になっていることも分かってきています。
化学物質は体内に取り込まれると環境ホルモンとなって残留することがあり、
生体のバランスを崩してしまうのです。
シャンプーやリンスには
合成界面活性剤を始めとした化学物質が多く含まれています。
頭皮と子宮はつながっているので、
ヘアケア製品が婦人病の原因になってしまうこともあるのです。
産まれたての赤ちゃんを包んでいた羊水からシャンプーの匂いがした・・・
など、ぞっとするような話もあります。
化粧品や食品に使われるタール色素や添加物の中には、
動物実験で発がん性が疑われるものさえあるのです。
勿論これらを口にしただけですぐに病気になるわけではありませんが、
化学物質への耐性の強さは人それぞれ。
注意するに越したことはないでしょう。
腕の内側を1とした場合の経皮吸収の倍率
・頭皮 3,5倍 ・額 6倍 ・ほお 13倍 ・顎 13倍
・首 6倍 ・ワキの下 3,6倍 ・背中 17倍 ・手のひら 0,83倍
・性器 42倍 ・足首 o,42倍 ・かかと 0,14倍 ・足の裏 0,14倍