汗臭いのは、冷え性が原因だったのでは? | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

汗臭いのは、冷え性が原因だったのでは?2017/7/17更新

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汗をかく季節になってきました。
お店でスタッフと「汗かき」の話がでたとき、
「以前は汗かきがひどくて臭いも気になったのに、吉兆堂薬局の煎じ薬を飲むようになったら、
汗かきが普通程度になり、臭いも気にならなくなったよ。」と喜んでいました。
 

そういえば、夫も以前は夏になると“加齢臭”が気になったのに、最近は気にならなくなっている。
何が変わったかというと、犬の散歩や整体、冷え取り漢方を飲み始めて以前より健康になっていること。
 

これは煎じ薬や冷え取り漢方で代謝が良くなって、
悪い物がスムーズに排泄されるようになったからでは?と思いました。
 

そういえば体調が悪かったAさんは、汗をかいた時に臭いがとてもきつかった、
と仰っていたことを思いだしました。
 

そもそも汗は、体温を下げるために出るものです。
汗腺から水分を出し、その水分を蒸発させることで体温を下げているのです。
 

汗がにおうのは、汗腺や汗の質によるものが原因のひとつといわれています。
汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、エクリン腺から出る汗は99%が水分なのに対して、
アポクリン腺から出る汗はタンパク質やアンモニア、脂質などが含まれています。
そのために、アポクリン腺の汗は臭いやすく、汗に混ざった皮脂や垢に雑菌が繁殖することで、体臭が徐々に発生していきます。
 

また、運動不足や食生活などでも汗の質が悪くなって、においやすくなるとされています。
 

しかし、もっと根本的には「冷え性」が、実は“汗臭い”大きな原因では、と考えられます。
冷え性だと末端までの血流やリンパの流れが悪くなっている状態なので、
血液中に疲労物質や老廃物が排泄されずに残ってしまい、それが体臭につながる可能性は大きい。
 

40代~50代の女性で、上半身の異常な汗かきでお悩みの方が割といらっしゃいますが、
下腹冷え(下半身冷え)を持っている方がとても多いと感じます。
 
下腹が冷えると腸も冷えるため、善玉菌の働きが低下して腸内環境が悪化。
異常発酵やガスが発生しやすくなり、
更にニオイ成分も上手く処理できなくなります。
 
このようなタイプの方は漢方で瘀血を取りながら下腹(下半身)を温めていくと、
上半身の異常な汗が次第に治まり、
そして同時に、ベタベタした汗がサラサラに変わっておられます。
 

汗を制汗剤で抑えることばかり考えるよりも、冷え性を治して代謝を良くすることが、
健康にもエチケットにもよいのではないでしょうか。
 


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