コーヒーは身体を冷やすの?コーヒーの楽しみ方は?2014/10/05更新
最近はコンビニでも美味しい本格的なコーヒーが飲めるようになりました。
コーヒーは仕事中、またホッとした時に飲みたくなるものですね。
ところで「冷え」を訴える方は、コーヒー好きの方が多いと感じています。
それは、一体どのような関係があるのでしょうか?
コーヒーの効果・特徴
・眠気や疲労感を取り除き、思考力や集中力を増す
・呼吸機能や運動機能を高める
・低血圧を一時的に改善
・腎臓に作用して利尿効果を促進する
・二日酔いの頭痛に効果
・脳内の血流を良くする働き
があります。
コーヒーには上記なような効果がありますが、
反対に、胃液分泌を促進するため消化性胃潰瘍を助長する働きもあります。
コーヒーを飲んで胃が痛くなる方は、やはり控えるべきでしょう。
またコーヒーに含まれるタンニンなどの成分は、
鉄分の吸収を阻害してしまうことがありますので、
貧血気味の方は食後30分はコーヒーを飲まないようにした方が良いでしょう。
冷え性でお悩みの方には胃弱、貧血タイプの人が多いので、
気をつけたほうがよいですね。
コーヒーの特徴として「苦味」があります。
漢方で捉えると「苦味」には消化を助け、老廃物を排泄させる働きをします。
また、心臓の働きを守るなどさまざまな効果があります。
愛好者が多いのも頷けます。
しかし「苦み」には身体の熱をとり、冷やす働きがあります。
漢方では、苦みの冷やす性質から、苦いものは夏に摂るといいと云われています。
コーヒーは身体を冷やすのか?温めるのか?
コーヒーには一時的に血流を高めることで集中力を高めたり、
利尿効果で余分な水が排泄されるため、心身ともにシャキッとさせる
働きがあります。その間は、身体を温めていると言えるでしょう。
しかし、一時的な作用であり、交感神経を優位にさせる為、
ストレスの多い交感神経過剰の人にとっては、身体を冷やすことになります。
自律神経の乱れ(交感神経過剰の持続)は、身体を冷やしてしまいますね。
コーヒーは嗜好品ですので、飲み方に注意をして楽しみながら飲みたいものです。
そして大切なことは、安定して冷えない身体を作ること。
冷えは万病の元になります。