むくみの原因“水分代謝”をよくする方法 | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

むくみの原因“水分代謝”をよくする方法2015/11/10更新

むくみとは
「血液中の水分が血管やリンパ管の外側の組織に溜まってしまっている状態」。
 
水分代謝が悪いと、不必要な水分が排泄されずに体内に溜まってしまい、むくみやすくなります。
 
このようなことが起きる原因として、
身体の冷え・長時間の同じ姿勢・運動不足・衣類や靴の締め付けなどからくる血行の悪さが挙げられます。
 
「代謝とは?」

○基礎代謝→生命を維持する為に最低限必要なエネルギー。
寝ていても体温を維持したり内臓を動かす為に消費するエネルギーのこと。
○新陳代謝→身体に栄養分などの必要なものを取り入れ、老廃物などの不要なものを排出すること。細胞の新旧入れ替え。
○水分代謝→摂取した水分が体内を巡り、不必要な物を尿や汗として体外へ排出すること。
 
むくみ予防には、冷えを治し、血の巡りを整えることが効果的
身体が冷えて血行が悪くなると、体内の老廃物が水分とともに腎臓に戻る力が低下します。
更に腎臓への血行不良は機能低下につながり、尿としての排泄力も低下します。
特に下半身の老廃物と水分は戻りにくいため、溜まったままになり、

それが「むくみ」になってしまうのですね。
 

食べ方でむくみも軽減

水分代謝を良くする為には、食べ物も大切。
身体の中に余計な水分を溜めないように、
水分をスムーズに出してくれるような食べ物を摂り入れると効果的です。
 
ここでポイントになるのが水分と塩分の関係。
塩分の強い味付けの物を食べた時は、身体が水分を欲しがります。
それは体内に増え過ぎた塩分を水で薄めようとするからです。
この余計な塩分を、身体の外に排出してくれるのがカリウム。
カリウムは摂り過ぎた塩分を積極的に排出させることで、水分も排泄してくれるのです。
 
カリウムを多く含む食べ物は、
とろろ昆布・きな粉・納豆・煮干し・かつお節・鶏ささみ
レタス・パセリ・ほうれん草・ニラ・よもぎ・里芋
バナナ・アボガドなど
 
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カリウムは利尿作用だけではなく、
血圧の上昇を抑制、筋肉の収縮をスムーズにする働きがあります。
カリウムが含まれる食品を上手に取りいれて、水分代謝を高め、むくみの改善に役立てましょう。

 
むくみの原因である水分代謝を良くするポイント
① 血行不良にならないように身体を温めること。
② カリウムの多い野菜を摂りいれ、塩分や水分の過剰摂取に気を付けること。
③ 入浴はシャワーだけにせず、必ず湯船につかり下半身から温めるようにしましょう。
④ 運動で筋肉をつけて血行をよくすることも効果的です。


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