慢性的な「めまい」のお悩み
いきなりフワっとしたり、フワフワが続くめまい。日常生活で度々起こる「めまい」はわりと辛いものです。めまいの症状がある人の中には、吐き気がしたり気持ちが沈みやすくなるなど、不安を感じている人もいらっしゃいます。
厚生省の国民生活基礎調査によると、約240万人の人がめまいの悩みを抱えています。その中には、原因不明でなかなか改善しない、しかも、めまい以外に体調不良を抱えている人たちが少なくありません。
ところが、冷え性を改善して身体を内側から温めて巡りをよくすると、「めまい」が軽くなるケースがよくあります。
「めまい」は耳周辺の循環が低下して、内耳のリンパ液が水ぶくれをおこすと発症しやすくなるといわれていますが、そのような巡りの悪さと水ぶくれを起こす原因に、冷え性が深く関わっているからです。冷え性を改善し巡りを整えることで、自然にめまいが軽くなるお客様は多くいらっしゃいます。
めまいとは?
めまいとは、「病気」というよりも「不快な症状」であり、「まわりがグルグル回るような感じ」、「雲の上を歩くようにふわふわする感じ」、「谷底に引きずり込まれるような感じ」「吐き気や嘔吐を伴う」など、人によってさまざまな症状があります。
病院では、耳の器官や脳の異常をまず疑います。耳の三半規管というところで身体のバランスをとっていますが、その部分で「耳石」がはがれたりするとめまいが起こります。しかし原因がわからない場合も多く、女性によくみられる『メニエール病』も原因不明とされています。
「めまい」に対して現状の治療法
病院では、ビタミン剤や利尿剤、吐き気止めや抗不安剤、急性期にはステロイド剤などが使われています。また最近では、耳周辺の水ぶくれ状態を改善する漢方薬も利用されるようになってきました。
めまいの治療薬で改善しない場合
これらの治療薬で治る人がいる一方で、なかなか良くならない人も多いのが現状です。体質には個人差が大きいため、一般的な投薬だけでは改善しきれない場合があるのです。
漢方薬も使われるようになってきましたが、なかなか手ごたえが感じられない場合も見受けられます。
漢方薬には、煎じ薬や粉薬、錠剤などの形態があり、その形態や製造メーカーによって効果に差があるのが現状です。一般的に煎じ薬が最も効果が高く、粉薬、錠剤と効果が弱くなるため、服用する漢方の品質によっては「効いている実感がない」ケースがでてきます。
一方で、漢方薬が効いてこない程、巡りの悪い体質になっている場合も多いものです。毛細血管の血の巡りの低下が「治りづらいめまい」を引き起こし、さらに穏やかな漢方薬を効きにくくさせていることが、実は少なくありません。
冷えからめまい?
冷え性だと“巡り”が悪くなり“水毒”も溜まりやすい
現代は女性の8割、男性の4割が冷え性だと言われています。冷え性だと、血管の90%以上を占めている“毛細血管”に温かい血液が十分に流れてないために、巡りが悪くなり代謝も低下してきます。そのため身体の毒素が溜まりやすくなり、“水毒”という毒素が溜まり澱んでくると、「めまい」を生じたり、足が浮腫んだり、人によっては「異常な汗かき」の症状がでるようになります。
更に、血液が粘つく40~50代以降になると、巡りの悪さが増し、ガチガチの根深い体質になりやすいために、水毒もより溜まりやすくなります。
ストレスも冷え性と密接に関わっており、めまいの原因になります。ストレスにより血管がギュッと締められると、温かい血液の巡りが悪くなるからです。
最近では、マスクを常にしていることから、耳紐による血流の妨げが巡りを更に悪化させている可能性があります。
特に「下半身冷え」の人は要注意!
下腹部から下半身が冷えている人のめまいは、しつこい傾向があります。
「瘀血(血液ドロドロ)」がしつこい冷えや巡りの悪さの原因に
冷えは、血液やリンパの循環を滞らせます。特に女性にとって最も滞りやすいのは「下腹部」。慢性的な下腹部の冷えは、さまざまな病気の元である「瘀血(血液ドロドロ)」を作るために巡りが一層悪くなり、お尻、太もも、足首、足先と下半身がしつこく冷えるようになります。
排泄する力の低下で“水毒”が溜まりやすい
尿を作って排泄する臓器、腎臓や膀胱は下腹部にありますが、その辺りが慢性的に冷えていると排尿する力が低下して、体内に余分な水“水毒”が溜まりやすくなります。足が浮腫んだり身体が重だるくなる人もいます。この水毒が頭に昇ると「めまい」が起こりやすくなります。
冷えの実感が乏しいために、厄介な冷え性に
このタイプの人が厄介なのは、上半身は冷えてない、むしろ火照っていたりするために、冷え性の実感に乏しく、そのために身体を冷やす生活習慣を好んでしまうこと。冷たい飲食を摂りすぎてしまうと胃を冷やし、更に下腹部まで冷やしてしまうため、ますます余分な水 ”水毒”が溜まりやすくなります。
冷え性に瘀血が加わることで、毛細血管やリンパの巡りが一層悪くなり、排泄する力も低下するために“水毒”が溜まり、めまいが起こりやすくなってしまうのです。
このタイプのめまいの改善方法は、根本原因である「瘀血(血液ドロドロ)」を取り、毛細血管やリンパの隅々まで巡りを良くして、更に“水毒”が溜まらない体質に改善することが大切です。
冷えからくるめまいのお悩みがございましたら、どうぞご相談ください。
営業時間:10時~18時
日曜、月曜、祝日定休
冷え性からくる「めまい」のお悩み改善法
若い頃には生活習慣を見直すことで改善できた体調不良も、年齢とともにしつこく治りづらくなってきます。「めまい」や「冷え性」のような長年の体質や生活習慣からくる不調は、自分の努力だけでは治りづらいもの。
「冷え性」に於いても、身体は本来体内温度を一定に保とうとするため、いったん下がってしまった体内温度を上げるには、単純に温めるだけではなかなか上手くいきません。
特に40~50代以降の冷え性は、瘀血(血液ドロドロ)や自律神経の乱れなどもあるために、食事や生活を見直しても、根深い体質の改善は難しくなります。
漢方薬には、自律神経を調整したり、食事や生活習慣だけでは改善できない「瘀血(血液ドロドロ)」を取り除いてくれる優れた生薬があります。また、品質や効果にバラツキがある漢方薬の中で、最も効果が高いのは「煎じ薬」といわれています。
吉兆堂薬局では、冷えからくる「めまい」を改善するために、「おすすめセット」で体質改善されることをご提案しています。
2つの漢方処方で、冷えから生じる「めまい」体質を改善します。
冷え取りのおすすめセット
内容 | 煎じ薬 と 漢方茶 |
通常価格 |
※現在、目が回るような「グルグルめまい」がお辛い方のために |
お客様の症例
身体の芯を温めて水分代謝を良くしたら、めまいやむくみ、汗かきも改善
「ムクミ」「汗かき」から、「めまい」まで発症
もともと汗かきでムクミやすく、ムクミ取りの漢方をお飲みになられていた50代女性のTさま。ある日突然「めまい」が起きるようになり、自分の身体を根本から立て直してみようという気持ちになられました。
「もしかしたら、ムクミや汗かきも、実は冷えからきているかも?」自覚のない冷え性は多いですし、足は循環が悪くてパンパン状態です。そこで下半身冷えの漢方「おすすめセット」をお飲みいただくことにしました。
「おすすめセット」で下半身が気持ちよく温まり「めまい」も落ち着く
飲み始めると何となく身体にいい感じ。最初だけ上半身が暑くなりましたが、その後下半身が温まるようになり、汗が落ち着いてきました。
「お腹って本当はこんなに温かいものなの?」と、ご自分の身体の冷えに気づいて驚かれました。実はTさま、20代の頃は生理痛で鎮痛剤が手放せなかったそうです。おそらく、その頃から下腹部は冷えておられたのでしょう。
3ヶ月、4ヶ月と継続されるうちに、めまいやムクミも軽減されてきました。お腹や足が温かくて軽い感じで、とても気持ちがいいと喜ばれました。
好転反応は身体が改善されている現れ
お話を伺っていたら、飲み始めて一度、上半身がすごく冷えたそうです。おそらく冷えが改善されることで神経の働きが良くなり、一時的に冷えを強く感じられたのですね。(好転反応)
冷える感覚は半月ほどで治まり、その後、身体が確実に良い方向に改善されているようです。
「めまい」が身体を温めることで軽くなりました
めまいの症状で困っておられた40代女性のMさま。いろいろ試されていましたが、なかなかスッキリしませんでした。調べていくうちに、もしかすると、若い頃からの冷え性が原因かもしれないと気づかれ、冷え取りの漢方茶を飲み始めることに。少しずつ、めまいや他の不調も軽くなっておられます。
冷え取り漢方茶と粉薬で調子がよさそうです
冷えとめまい、身体が重い感じなど不調が続いていた40代女性のHさま。電話で相談されて、冷え取り漢方茶とめまいの漢方粉薬を1日1包ずつお飲みいただきました。この飲み方がちょうど良さそうで、体調も落ち着いておられます。
よくあるご質問
Q.「おすすめセット」は「めまい」以外の体調不良にもよいのでしょうか?
A.冷え性に起因する体調不良であれば、次のような症状も緩和・改善していきます。
●下半身の冷え(なかでも下腹部、お尻、太もも、足、足先の冷え)
●(顔や上半身の)のぼせ、汗かき
●頭痛、肩こり
●動悸・手足がほてる
●手足のしびれ、痛み
●下半身太り
●むくみ
●足が重だるい
●夜中のトイレ
●頻尿
●尿量が少ない
●膀胱炎になりやすい
●便秘、又は下痢しやすい
●腰痛
●更年期障害
●子宮筋腫など婦人科疾患
●イライラ、うつ
●不眠
Q.「おすすめセット」の煎じ薬と漢方茶の違いは何ですか?
A.【効果の違い】
「煎じ薬」は瘀血の改善と補血に優れており、特に下腹や下半身が冷える方、及びそれから生じる体調不良、婦人科系が弱い方(過去に弱かった方)に向いています。
「漢方茶」は自律神経やホルモンバランスに働きかけながら、毛細血管の巡りを良くすることで冷え性を改善します。一緒にお飲みいただくと、相乗効果により効果が高まります。
【お飲みいただく期間】
「煎じ薬」は、瘀血をとるために半年~1年~2年の期間を限定した継続をオススメしています。(瘀血がとれるのは、一般的に半年~2年位とされています)
「漢方茶」は、長期に継続できる霊芝と高麗人参をメイン成分としていますので、安心してお続けいただけます。
尚、体質や症状によりお飲みになられる期間には個人差があります。また、煎じ薬または漢方茶いずれかだけで十分な方もいらっしゃいます。詳しくはお問合せください。
Q.現在めまいがひどいのですが、他に漢方薬はありませんか?
A.冷えからくるめまいには、先ず体質改善をオススメしていますが、別途、体内の余分な水を排泄させる「めまいの漢方粉薬」もございます。詳しくはご相談ください。
(30日分)4,000円~(税4,400円)送料無料
Q.「おすすめセット」と避けた方がよい薬やサプリメントなどはありますか?
A.血液をサラサラにするワーファリン、又、漢方薬の駆瘀血剤との併用は、効果が強くなりすぎることがあります。お薬やサプリメントとの併用についてはお問合せください。
Q.相談してから決めたいのですが、どのようになっていますか?
A.ご相談は、店頭又はお電話で承っております。お身体の変化や気になることなど、おひとりで悩まずに是非ご相談下さい。じっくりご相談されたい方は、予めご予約されることをおすすめいたします。
執筆・監修者紹介
薬剤師 大林多津子(おおばやしたづこ)
名古屋市立大学薬学部卒業。病院薬局に勤務後、大林薬局を経て、漢方専門の吉兆堂薬局へ。子育て中に、子供が先天性心疾患の大手術、気管支炎、肺炎、難病の皮膚病を繰り返し、何とか虚弱体質を治したいと漢方に取り組む。そこで漢方によって子供が健康になっていく体験を積み重ね、本当に良い漢方は確かな手応えがある、という確信を持つに至る。漢方で体質改善をされ健康な日々を過ごしていただきたい、という想いで日々努めている。
お試し漢方のお申込方法
※現在、目が回るような「グルグルめまい」でお辛い方のために、別途「めまいの漢方粉薬」もございます。詳しくはご相談ください。
「めまいの漢方粉薬」
(30日分)4,000円~(税込4,400円〜)送料無料