なかなか改善しない「汗かき」でお悩みの方
「最近何故だか汗か気になるようになった」「昨年までと比べて汗が異常に多い」このようなお悩みが最近増えています。
そもそも汗とは、体内にこもりすぎた熱を下げるためのもの。一般的に、汗かき=身体が熱いと考えられ、保冷剤や濡れタオルなどで身体を冷ます方法がとられています。
ところが、それでも改善しない汗かきでお悩みの方が大勢いらっしゃいます。汗は自律神経とも関わりが深く、交感神経の働きが活発になると発汗が促進されるため、自律神経の乱れによる汗かきもあります。
病院(クリニック)ではしつこい汗かきに対して、汗の分泌を抑える内服薬や外用薬、注射や外科手術も行われています。
病院(クリニック)での汗かき治療法
・交感神経を抑える内服薬や外用薬で汗を抑える。
・汗腺をふさぐ外用薬を塗る。
・A型ボツリヌス菌毒素製剤を局所に注射する。
・胸部の交感神経節を切除する。
・汗腺そのものを手術で切除する。
これらの方法は効果は早いものの一時的だったり、また、自律神経を抑えるために他の臓器に影響を与える心配も残されています。
「汗かき」の一方で、「冷え」にお悩みの方も…
実は、汗かきで困っているにも関わらず、一方で身体に冷えを感じている人が少なくありません。頭や顔は暑くて汗をダラダラかくものの、お腹や足先は冷えている。しかし、頭や顔の暑さのために身体を冷やすことばかり好んでしまい、根本的な原因である冷え性が改善されていないために汗かきも改善しない、「冷えからくる汗かき」の方が結構いらっしゃるのです。
また、長年の冷え性により自律神経が乱れている場合も多く、何れにしても長年の冷え性が、冷えのぼせ体質を作ったり自律神経を乱したりして、なかなか治らない汗かき体質になっていることが少なくないのです。
身体のバランスの乱れからくる「汗かき」その原因は?
汗をかくのは、健康的な身体の生理現象(体温を下げるための汗)だけではありません。心と身体のバランスが乱れても汗をかきやすくなります。
自律神経の乱れによるもの
緊張して手に汗をかいた経験はないでしょうか。精神的に緊張したり、不安感などストレスを感じた時に、暑くもないのに手の平や足の裏、ワキなどから汗をかくことがあります。一時的な場合だけでなく、自律神経の乱れから日常的にかくことも多く、複数の体調不良を抱えている傾向があります。自律神経は体温調節をしており、冷え性の人は自律神経が乱れやすくなります。
「気」の不足からくるもの
身体のエネルギー「気」が消耗すると(身体の機能低下)、大事な体液や血液が身体から漏れやすくなります。「寝汗」などはその一例で、身体が弱って疲れやすくなっています。寒がりだったり、風邪もひきやすい状態です。
下半身冷え(下腹部冷え)からくるもの
しつこい汗かきでお悩みの方に多くみられます。いわゆる冷えのぼせタイプ。
顔や上半身は暑くて汗をダラダラかくのに、足先など下半身は冷えています。身体を冷やして汗を止めたくなりますが、実は、この上半身の暑さは下半身の冷えが原因になっているため、なかなか改善しないことが多いのです。
「下腹部」の冷えが、顔や上半身のほてりの原因に
冷えは、血液やリンパの循環を滞らせます。特に女性にとって最も滞りやすいのは「下腹部」。下腹部が慢性的に冷えると、下半身や足の血液やリンパの循環が悪化し、熱は上半身でグルグル巡るようになります。それが「のぼせ」や「ほてり」の原因で、「上半身は熱いのに、下半身は冷えている」という一見矛盾した状態になります。
尿の排泄が少ないために、汗が増える
「下腹部」には、腎臓や膀胱のような尿を作って排泄する臓器があります。ですから、その辺りが慢性的に冷えていると排尿の力を低下させてしまい、体内に余分な水が溜まりやすくなります。足が浮腫んだり身体が重だるくなる人もいます。この余分な水を身体から排泄させるために、そして同時に上半身の熱を冷ますために、汗をかいてしまうのです。
冷えの実感が乏しいために、下半身冷えは悪化しやすい
このタイプの方が厄介なのは、身体の中で、冷えと熱が混在するため、冷え性の自覚がなく、冷たい飲食や衣服、エアコンで、冷え性を悪化させてしまうこと。「胃」が熱を持っていることも多く、そのために冷たい飲食を好みがちです。しかしこのような生活習慣が、ますます下半身冷えを悪化させてしまいます。
このような冷え性は、女性ホルモンが減少し始める40歳を過ぎた頃から起こることが多く、気付かないうちに厄介な慢性冷え性となり、「汗かき」を始めとする様々な体調不良が現れるようになります。
2つの漢方処方で、下半身や足の冷えから生じる「汗かき」体質を改善します。
このタイプの汗かきの改善方法は、根本原因である「瘀血(血液ドロドロ)」を取りながら、下腹や下半身の冷えを改善することが大切です。漢方薬には、食事や生活習慣だけでは改善できない「瘀血(血液ドロドロ)」を取り除くための優れた生薬があります。また、品質や効果にバラツキがある漢方薬の中で、最も効果が高いのは「煎じ薬」といわれています。
吉兆堂薬局では、下腹や下半身、足の冷え”からくる「汗かき」を改善するために、「おすすめセット」で体質改善されることをご提案しています。
2つの漢方処方で、下半身や足の冷えから生じる「汗かき」体質を改善します。
おすすめセット
内容 | 煎じ薬 と 漢方茶 |
通常価格 |
※現在「汗かき」がお辛い方のために |
お客様の症例
身体の内を温めたら、異常な火照りや汗かきが治まりました
毎年夏が近づくと、汗かきで悩んでしまう40代女性のMさま。身体が暑く火照り、汗がキリなくでてくるそうです。
汗かきと身体の火照りを鎮める漢方薬で、多少治まっておられたようです。しかし、なかなかスッキリされないご様子。顔色もくすみお疲れの感じでした。「身体の根本から改善しましょう」とMさまに提案し、「おすすめセット」を試していただくことにしました。
身体を温めたらもっと暑くなってしまうかも、最初は少し心配されました。しかし、実際は熱くなることもなく、むしろポカポカして気持ちよかったそうです。そして続けるうちに元気になってこられました。飲み始めて半月から1ヶ月ほどで異常な身体の火照りが鎮まり始め、2~3ヶ月後には汗かきのお悩みをおっしゃらなくなりました。原因となっている冷えを取る事で、汗かきを改善しながら身体も元気になっていただくことができました。
身体の芯を温めて水分代謝を良くしたら、汗かき、めまい、ムクミが改善
「汗かき」「ムクミ」から、「めまい」まで発症
もともと汗かきでムクミやすく、ムクミ取りの漢方をお飲みになられていた50代女性のTさま。ある日突然「めまい」が起きるようになり、自分の身体を根本から立て直してみようという気持ちになられました。
「もしかしたら、汗かきやムクミも、実は冷えからきているかも?」自覚のない冷え性は多いですし、足は循環が悪くてパンパン状態です。そこで下半身冷えの漢方「おすすめセット」をお飲みいただくことにしました。
「おすすめセット」で下腹部が気持ちよく温まり、汗も落ち着く
飲み始めると何となく身体にいい感じ。最初だけ上半身が暑くなって汗が増えましたが、その後下腹部が温まるようになり、汗も落ち着いてきました。。
「お腹って本当はこんなに温かいものなの?」と、ご自分の身体の冷えに気づいて驚かれました。実はTさま、20代の頃は生理痛で鎮痛剤が手放せなかったそうです。おそらく、その頃から下腹部は冷えておられたのでしょう。
3ヶ月、4ヶ月と継続されるうちに、めまいやムクミも軽減。お腹や足が温かくて軽い感じは、とても気持ちがいいと喜ばれました。
好転反応は身体が改善されている現れ
話を伺っていたら、飲み始めて一度、上半身がすごく冷えたそうです。おそらく冷えが改善されることで神経の働きも良くなり、冷えを強く感じられたのですね。(好転反応)
冷える感覚は半月ほどで治まり、それからしばらくして、汗の量が減ってきたそうです。身体が確実に良い方向に改善されているようです。
よくあるご質問
Q.「おすすめセット」は「汗かき」以外の体調不良にもよいのでしょうか?
A.下腹(下半身や足)の冷え性に起因する体調不良であれば、次のような症状も緩和・改善していきます。
●(顔や上半身の)のぼせ
●めまい・頭痛、肩こり
●動悸・手足がほてる
●手足のしびれ、痛み
●下半身太り
●むくみ
●足が重だるい
●夜中のトイレ
●頻尿
●尿量が少ない
●膀胱炎になりやすい
●便秘、又は下痢しやすい
●更年期障害
●子宮筋腫など婦人科疾患
●腰痛
●イライラ、うつ
●不眠
Q.「おすすめセット」の煎じ薬と漢方茶の違いは何ですか?
A.【効果の違い】
「煎じ薬」は瘀血の改善と補血に優れており、特に下腹や下半身が冷える方、及びそれから生じる体調不良、婦人科系が弱い方(過去に弱かった方)に向いています。
「漢方茶」は自律神経やホルモンバランスに働きかけながら、毛細血管の巡りを良くすることで冷え性を改善します。一緒にお飲みいただくと、相乗効果により効果が高まります。
【お飲みいただく期間】
「煎じ薬」は、瘀血をとるために半年~1年~2年の期間を限定した継続をオススメしています。(瘀血がとれるのは、一般的に半年~2年位とされています。)「漢方茶」は、長期に継続できる霊芝と高麗人参をメイン成分としていますので、安心してお続けいただけます。
尚、体質や症状によりお飲みになられる期間には個人差があります。また、煎じ薬または漢方茶いずれかだけで十分な方もいらっしゃいます。詳しくはお問合せください。
Q.現在汗かきがひどいのですが、直ぐに効く漢方薬はありませんか?
A.下半身冷えからくるしつこい汗かきは、先ず「おすすめセット」による体質改善がオススメですが、別途「汗止めの漢方粉薬」もございます。詳しくはご相談ください。
(30日分)4,000円~(税込 4,400円〜)送料無料
Q.「おすすめセット」と避けた方がよい薬やサプリメントなどはありますか?
A.血液をサラサラにするワーファリン、又、漢方薬の駆瘀血剤との併用は、効果が強くなりすぎることがあります。お薬やサプリメントとの併用についてはお問合せください。
Q.相談してから決めたいのですが、どのようになっていますか?
A.ご相談は、店頭又はお電話で承っております。お身体の変化や気になることなど、おひとりで悩まずに是非ご相談下さい。じっくりご相談されたい方は、予めご予約されることをおすすめいたします。
執筆・監修者紹介
薬剤師 大林多津子(おおばやしたづこ)
名古屋市立大学薬学部卒業。病院薬局に勤務後、大林薬局を経て、漢方専門の吉兆堂薬局へ。子育て中に、子供が先天性心疾患の大手術、気管支炎、肺炎、難病の皮膚病を繰り返し、何とか虚弱体質を治したいと漢方に取り組む。そこで漢方によって子供が健康になっていく体験を積み重ね、本当に良い漢方は確かな手応えがある、という確信を持つに至る。漢方で体質改善をされ健康な日々を過ごしていただきたい、という想いで日々努めている。
お試し漢方のお申込方法
※現在「汗かき」がお辛い方のために、別途「汗止めの漢方粉薬」もございます。詳しくはご相談ください。
「汗止めの漢方粉薬」
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