ホルモン剤が下腹冷えの原因に?!2016/8/19更新
女性ホルモンの働きは
女性ホルモンの働きには、
毎月の月経を起こすこと、
妊娠を助け、それを維持することがあります。
しかしそれ以外に、
①肌に潤いやツヤを与える、
②内臓肥満を予防、
③血管を守り血液をきれいにする、
④骨を丈夫にする、など重要な働きをしています。
毎月の生理のお悩みに対しての治療法のひとつに、ホルモン療法
毎月の生理の痛み、出血、貧血などの症状に対して、
西洋治療では、鎮痛剤や増血剤による対症療法で改善できないと、
ホルモン剤で生理を止めてしまう方法をとります。
また無月経に対しては、生理をこさせるためにホルモン剤を使います。
更年期のお悩みに対しても、ホルモン剤は使用されています
女性ホルモンが徐々に減っていく40歳からは、身体の衰えが気になり始めます。
若々しい人と老けて見える人の差が開くときで、
何事もなく元気に過ごす人もいれば、さまざまな体調不良で悩む人もでてきます。
この時期の体調不良は、減少する女性ホルモン(エストロゲン)を増やそうと、
脳が信号を送り続けるために起こる、脳のパニックが原因です。
それで西洋治療では、減少する女性ホルモンを補う「ホルモン補充療法」を提唱されています。
ホルモン剤は、効果が速やかな反面、副作用もでやすい
このように、ホルモン剤は女性の身体の不調に度々使われています。
しかし女性ホルモンの一生の分泌量はティースプーン1杯程度といわれています。
微量で強い効果をもっていますので、外部からホルモン剤を投与した場合、
効果は速やかに現れますが、反面、副作用も現れやすくなります。
ほとんどのホルモン剤の副作用として挙げられているものに「血栓症」があります。
ホルモン剤には血液を固まりやすくする作用があり、脳血栓や肺血栓を引き起こすこともあります。
また乳がん、子宮体がんのリスクもあります。
そのために、一般的に35歳以上、たばこを1日に15本以上、肥満の人は
副作用のリスクが高いという理由から、
ホルモン剤投与は避けた方がよいとされています。
また更年期のホルモン補充療法も5年くらいまでが目安とされています。
●ホルモン剤使用の目的
月経調整、生理痛、子宮内膜症、子宮筋腫、
骨粗しょう症、更年期障害、乳がん、前立腺ガン
●主なホルモン剤の副作用
発疹、顔のむくみ、食欲不振、頭痛、めまい、
肩こり、身体のだるさ、発汗、発熱、吐き気、のぼせ
【血液サラサラ生活】
血栓症と診断されなくても、ホルモン剤は血液がドロドロになりやすいといえます。
漢方では、長期のホルモン剤は「瘀血」ができると考え、下腹から下半身が冷えてきます。
「めまい」「むくみ」「便秘」「静脈瘤」などの体調不良を引き起こしやすく、
下半身の病気の原因になります。
ホルモン剤を使用している場合には
①血液がドロドロにならない食生活に気をつける
②運動で血流をよくする
③冷えを改善するようにしましょう。
食事や運動だけでは改善されない
「瘀血」を漢方で解消!
不足している血液を補い、子宮や卵巣に栄養を届け、
老廃物を排泄して、しつこい滞りをとっていきます。
詳しくはこちら≫
また漢方によるホルモン力アップなら、副作用の心配がありません。
詳しくはこちら≫
、
お身体には個人差がありますので、一度ご相談ください。
ご相談電話:0120-29-3955
<火曜日~土曜日(祝日除く)10時~18時>