新型コロナ肺炎から 身体の深部を温めることの大切さ | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

新型コロナ肺炎から 身体の深部を温めることの大切さ2020/2/26更新

今回のコロナ肺炎について過剰な報道が続き、経済への打撃も心配しているときに,一つの情報が入りました。
 
武漢研究所に派遣されてる方からのメッセージで、「今回のウイルスは、熱に弱いそうです。冷たい飲み物は、厳禁です。いつも温かい飲み物、ぬるま湯を持ち歩いてください。」
 
この情報について、デマだという情報も流れるようになりました。
調べてみると、お湯さえ飲めば治る、と勘違いされた人もおられたようです。
しかし、どのウイルスや菌も、熱と湿気には弱いもので、特に新型コロナウイルスは熱に弱いようです。
 
これを軽く見過ごしてしまうか、大事なこととして捉えるか、大切なことだと思いました。
 
そもそも身体が丈夫な人は、ウイルスがきても発症しにくいですし、発症しても軽く済みます。しかし、抵抗力のない人は発症しやすくなり、また、重症化しやすくなります。
 
抵抗力のない体質の原因のひとつに「冷え」があり、体温が1℃下がると免疫力が30%低下するといわれています。冬になるとインフルエンザが流行するのは、冷えはウイルスが好む環境だからです。
 
口や鼻から侵入したウイルスは、まず鼻や喉の粘膜で防御します。そこを通り抜けて血液の中に入ると、免疫担当の白血球がウイルスを取り込んで退治をします。ところが 体温が下がり血行が悪くなると、免疫細胞が素早く動くことができません。
 
ウイルスが身体に入ってきたときに、体温が高くて丈夫な人であれば、何事もなく身体が処理をしてくれます。しかしそうでない場合は、身体が体温を上げて発熱することで、免疫細胞が元気に働けるようにしています。肺炎になっても発熱しないお年寄りなどは、発熱する力も低下しているということ。 高熱で身体が参ってしまってはいけませんが、熱があるからといって、むやみに熱を下げてはいけないのです。
 
昔から風邪をひいたときは、暖かい湿気のある部屋で身体を休ませて、水分補給と温かくて消化の良いものを食べるようにいわれてきました。また、日頃から今ほど冷たいものを食べたり飲んだりしていませんでした。
 
風邪をひいたときに使われる漢方薬の「葛根湯」は、身体を温めて病邪を発散させることで治します。また、日頃から冷え性や免疫力低下のお悩みに対しては、例えば「霊芝」や「高麗人参」のような生薬は、血流をよくして身体を芯から温めながら、免疫力などの身体のバランスを整えていきます。
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他にも水分補給は大切で、喉や粘膜、身体の中が水分不足の乾いた状態になっても、ウイルスの排泄が悪くなってしまいます。しかし水は身体を冷やすために、胃腸が冷えていたりなど、冷え性の人は水分を欲しがりません。身体の芯を温めて胃腸が丈夫になってくると、水(白湯やお茶など)も飲めるようになるのです。
 
現代は、ストレスや運動不足、嗜好にまかせた食事などで弱い体質、特に冷え性の人が多くみられるようになっています。冷えの改善は東洋医学が得意としており、最近ではアメリカでも東洋医学が評価されるようになっているそうです。
  
漢方薬剤師  大林多津子


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