気圧の変化で体調を崩すのは? | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

気圧の変化で体調を崩すのは?2019/10/05更新

天気予報でよく使われる「気圧」という言葉。
梅雨を迎えるこれからの季節は、「低気圧」が増えてきます。
 
薬局でお客様のご相談をお伺いしていると、
「気圧が変わるこの季節って、体調が悪いのよ・・」という話が度々登場します。
 
気圧って? なぜ体調が悪くなってしまうの?など
いろいろ書いてみました。
 

気圧とは?

気圧とは、大気から押されている圧力で、「高気圧」と「低気圧」があります。
高気圧の時は、雲が発生しにくく晴天になり、
低気圧の時は、上昇気流で雲が作られるため、雨が降りやすくなります。
梅雨、台風シーズンは低気圧になり、特に台風や豪雨で低気圧が発達するほど体調を崩す人が増えてきます。
女性の70%は、気圧の変化(天候の変化)によって、体調不良や精神面の不調に悩まされているそうです。
 

低気圧で体調を崩してしまうメカニズム?

例えば「1気圧」の時は「1の力」で全身が大気から常に押されている状態ですが、気圧が低下すると大気からの圧力が低下することになります。その結果、血管やリンパの流れを生む圧力(勢い)が低下するので、血行不良を起こします。
 
これをホースの水まきに例えると、ホースの口を潰して(圧力をかけて)撒けば、水の勢いが強くなり水流が増しますが、圧力をかけないと水流は弱まることと同じ原理です。低気圧の場合は圧が弱まるので全身の流れが悪くなるのです。ですからもともと冷え性など血行不良がある人は、低気圧になると特にひどい循環不良をおこしてしまい、体調不良をおこしてしまうという訳です。
 
これらのメカニズムには自律神経が絡んでおり、急激な気圧の変化によって交感神経が制限され副交感神経が優位になるので血管やリンパが膨張します。特にもともと自律神経が乱れている方は、その時の体調不良が強く現れるようになります。
 

気圧の変化で生じる身体の不調

だるい、肩コリ、頭痛、むくみ、めまい、吐き気、喘息、肩や古傷が痛む、気分が憂鬱、肌が痒くなる
 

解消方法

○コーヒー、緑茶などカフェインで、一時的に血管を収縮させる。
○昼寝、横になることで、拡張した血管を戻す。
○ストレッチなどの軽い運動で血行不良を改善
○食でむくみ改善
外食や加工食品を避け、調味料は控えめに。カリウム、カルシウムの多い食品、ビタミンB群の多い食品を積極的にとり、塩分を体外に排出させる。
○漢方で、水毒(余分な水)を排泄、血行不良を改善
 症状が辛い時は、何といっても漢方が効果的。悩みに応じて処方を選ぶことができます。
○冷え性を改善して血の巡りを整える
 体質改善をして、日頃から血の巡りを整えていると、気圧の変化があっても体調を崩さなくなります。
 
文責:漢方薬剤師 大林多津子

 


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