コレステロールの薬で体調不良が? | 冷え性漢方の吉兆堂薬局

コレステロールの薬で体調不良が?2020/6/06更新

成人病を引き起こす動脈硬化。その血管壁に蓄積しているコレステロールは、悪者扱いにされがちです。
ところが、このコレステロールを下げる薬を飲み始めたら、疲れやすくなったり、筋肉痛がでたりなど、体調を崩してしまう人も結構いらっしゃいます。
 
コレステロールは、身体の構造や生命活動を維持するために必要不可欠な物質です。ですから、むやみに下げてしまうと弊害も出てしまう可能性があり、要注意といえるでしょう。
実際にうつ病の患者さんの中には、総コレステロール値の低いケースが多く見受けられているそうです。
 

コレステロールの役割は

コレステロールは脳や肝臓、神経組織などに多く含まれ、細胞膜やホルモンを作る材料になっています。
LDL=悪玉と、HDL=善玉に分けられており、肝臓で作られたコレステロールは身体全体に運ばれて、細胞膜やホルモンの材料になります。役目が終わったコレステロールは肝臓に戻りますが、その際のコレステロール(HDL)は血管をきれいにしてくれるので善玉といわれています。
 

血管に溜まってしまうのは?

動脈硬化を考えると悪者にされがちなコレステロールですが、悪いのは血管に溜まってしまうことで、主に2つの理由が考えられます。
◆コレステロールの摂取や合成が多すぎる
◆細胞でコレステロールが上手く使われていない
 
後者の場合、細胞での効率が悪いので、材料を多く必要とします。それなのに無理に下げてしまうと、「数値は下がったけれども体調は悪くなってしまった」ということになりやすいといえます。
 

代謝が整うと、自然に下がるケースも

身体に合った漢方薬で血の巡りや代謝を整えていたら、「善玉コレステロールが増えて、値が整った」ということがよくあります。高麗人参や霊芝のような漢方生薬には、毛細血管の血流を良くして細胞内での代謝を上げる働きがあるため、コレステロールが体内で効率よく使われるようになったからでしょう。
 

腸内環境を整えることでコレステロールが良い方向に

もうひとつ、身体にやさしくコレステロール値を整える方法に、腸内環境を整えることがあります。
コレステロールは食品で摂るよりも、実は、体内で合成されるほうが3倍~7倍多く、体内では腸で再吸収され、肝臓で合成されています。そして、腸の善玉菌には、悪玉コレステロールを低下させる働きがあります。
 
実際に当薬局オススメのサプリメントで腸内環境を整えたら、「コレステロールが下がった」というお客様が何人もいらっしゃいます。
 
コレステロール値が高いといわれても、体調が崩れやすい、疲れやすい方、便秘しやすい方などは、先ず、身体を整えていくことを優先されるといいと思います。
 
漢方薬剤師:大林多津子


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