愚痴っぽかったのは、「冷え」が原因でした2013/8/31更新
Hさんは最近何だか愚痴っぽくなって、仕事に行くのも憂うつそうでした。
始め、ご家族の方は、何か仕事が上手くいかないのかな・・
とか、思春期だからとか考えていました。
しかし思い当たることもなく、・・そうするうちに、
もしかしたら「夏バテかも?」と気がつきました。
ご自分の冷え取り漢方を朝出勤前に飲ませたところ、
帰宅後の様子がいつもと違い、ニコニコして帰ってきました。
翌日も同様に飲ませたところ元気に帰ってきました。
Hさんはクーラーのないところで仕事をするので、清涼飲料水をいつもより多く飲んでいました。
ところが胃がもともと弱かったので、胃腸が冷えて身体の元気が落ちていたのです。
ご本人は「何だか不調」がお腹の冷えが原因だとわからなくて、グズグズしておられたのです。
似たようなケースは多いのではないでしょうか。
「夏バテ」という自覚もなくて、神経の問題と考える人も多いと思います。
「無気力」とか「切れやすい」原因のひとつには、「冷え」があるといっていいでしょう。
現代の生活は身体を冷やす原因であふれています。
アイスコーヒーとか冷たいものばかりを口にして、部屋はクーラーをガンガンにして、
また汗はかきたくないという方もおられます。
身体の冷えをそのままにしておくと、
自律神経のバランスが崩れて、本当に神経が悪くなってしまいます。
また胃腸の弱い人は、身体の不調がすぐ現れますが、
胃腸が強い人は、気が付かないうちに冷たいものを摂り過ぎてしまい、
下腹を冷やしたために、
さまざまな身体の不調を抱えてしまったということがよくあります。
最近「めまい」や「むくみ」でお悩みの方が増えていますが、
「冷え」が絡んでいるケースは多いと感じています。
Hさんのような若い方だと回復は早いのですが、
30代、40代、50代と積み重なっていくと回復が遅くなり、
いつも調子が悪いということにもなってきますね。
「冷えは万病の元」と云われるように、
早めに改善して、何か変?のうちに、身体を立て直していきましょう。