「冷え性」と「ストレス」「不妊」の関係2013/12/18更新
「冷え性と自律神経、ホルモンのメカニズムの話」
冷え性とストレスは密接に関わりながら、
自律神経、ホルモンバランスを乱し、不妊につながっていきます
「冷え」と「ストレス」は、現代の私達の身体に大きく関わっています。
「冷え」は、身体の根本を調整している自律神経やホルモンバランスを崩していまうために、
さまざまな体調不良を引き起こしてしまうのです。
その一つとして、冷えは婦人科系のお悩みを作りだし、
赤ちゃんを望んだときに「不妊症」という大きな壁にぶつかってしまうことにもなるのです。
【冷えとストレス、自律神経】
冷えは自律神経の交感神経を優位にさせるため、
慢性的な冷え性は、
交感神経過剰で血管をギュッと締め付け、血液の流れを悪くします。
私達の身の周りには、さまざまなストレスが溢れていますが、
過度なストレスは交感神経を過剰にさせるため、身体を冷やしてしまいます。
冷え性とストレスはお互いに関係しながら、自律神経のバランスを崩し、
血流の悪い身体を生み出してしまうのですね。
【冷えと自律神経、ホルモン】
「ホルモン」は微量活性物質で、産生部位から標的臓器まで運ばれています。
冷えて血流の悪い状態だと「ホルモン」もきっちり届きません。
「女性ホルモン」も卵巣と子宮、脳との伝達が悪くなれば、
バランスも崩れやすくなるというものです。
また自律神経と女性ホルモンは同じ視床下部の指令を受けている為、
自律神経、女性ホルモンのどちらかが乱れても、
もう片方も影響を受けてバランスを崩しやすくなります。
最近では仕事をバリバリしながら、子宝を望まれる方も多いですが、
妊娠しにくい方が多いのは、
交感神経過剰で身体を冷やし、ホルモンバランスまで乱してしまうからですね。
特に下腹には、卵巣、子宮という妊娠に欠かせない臓器がありますので、
絶対冷やしたくないところです。
夜更かし、運動不足、お風呂にゆっくり浸からないという生活習慣、
そして身体を冷やす食事により、「冷え性」を作る生活環境に溢れています。
自分でできることから改善していきましょう。
【冷え性を改善で変化する身体】
「冷え」が改善して身体が温かくなれば、副交感神経が働いて、全身の血管も緩んできます。
ストレスの多い忙しい女性の身体もやさしく緩め、リラックスに導いていきます。
「子宝漢方」や「冷え取り漢方」を飲まれた方から、
「体温が上昇」「ポカポカして気持ちいい」というお声と同時に、
「イライラが減った」「気持ちが落ち着いてきた」伺うことが多いのです。
身体と心が同時に温まってくるのですね。
身体の内から冷え性を改善することで、
ある程度の自律神経やホルモンバランスは整いますので、
強い薬に頼る前に、冷え性を改善され、
生活を見直していきましょう。