慢性的な痛みの原因、冷え、脂質との関わり | 冷え性・不妊漢方の吉兆堂薬局

慢性的な痛みの原因、冷え、脂質との関わり2015/9/16更新

慢性的な痛みは、冷えとストレスが原因しています.
食事とも関わりが深く、糖質の摂りすぎと、油の摂り方で炎症がひどくなります。
 
特に油(脂質)は痛みと関わりが深く、食事に気を付けていても、
大事な成分が不足しているケースもありますので、一度見直してみましょう。
 
【痛みに関わるホルモン「プロスタグランジン」】
 
慢性的な痛みは、自律神経と関わりが深く、
交感神経過剰で血管の収縮や筋肉の緊張を起こし、血行が悪くなっています。
身体は血流を改善させるために「プロスタグランジン」という
生理活性物質(ホルモン)を発生させるのですが、
それが痛みを発生させてしまうのです。
 
プロスタグランジンは脂肪酸の一種で、その働きは実に多彩です。
作用によって10種類以上に分かれ、血圧低下作用、炎症促進作用、平滑筋収縮作用、
子宮収縮作用、血小板凝固作用、胃粘膜保護作用などが挙げられます。
 
痛みに対しては、
脂質の過剰摂取により、痛みや炎症を引き起こしてしまうプロスタグランジンE2,E3と、
一方で痛みや炎症を鎮めてくれるプロスタグランジンE1があります。
 
頭痛薬や抗炎症剤は、プロスタグランジンE2の生成を抑えてくれますが、
血流改善の効果まで抑えてしまい、
新たな痛みを生み出す原因になりますので、できる限り控えましょう。
 
痛みや炎症を引き起こす
プロスタグランジンE2、E3
【特徴】
・過剰に増えると、炎症や痛みを促進させ、つらい痛みを引き起こします。
・肉、卵、レバー・魚などの油に含まれる脂質の蓄積が、
 プロスタグランジンE2、E3増加の原因になります。
 
痛みや炎症を鎮める
プロスタグランジンE1
【特徴】
・痛みや炎症を抑え、血液をサラサラにして、血栓を予防します。
・母乳や月見草油に含まれ、通常はリノール酸から体内で生成。
 ささいなことで生成されにくくなり、不足の人が増えています。
 
健康に気づかう方は「油」と聞くと、悪者のように捉えがちですが、油(脂質)
は細胞膜を形成しホルモンの材料になる存在。代謝や免疫にも関わってきます。
その中でも、生命維持のために必ず摂らないといけない成分を「必須脂肪酸」
といい、オメガ6系とオメガ3系脂肪酸に分けられます。
必須脂肪酸は過剰摂取でも害があり、バランスよく摂ることが大切です。
 
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、
50代女性の場合、オメガ6系は1日8g、オメガ3系は1日2gが適正とされています。

【オメガ6系脂肪酸】
リノール酸(サラダ油・マヨネーズなど)
  コレステロール低下、動脈硬化予防
  摂りすぎると ⇒ 動脈硬化、アレルギー、高血圧
           痛みや炎症を引き起こすプロスタグランジンE2を生成
 
アラキドン酸(肉・卵・魚)
  免疫機能を調整
  摂りすぎると ⇒ 動脈硬化、アレルギー、湿疹
           痛みや炎症を引き起こすプロスタグランジンE2を生成
 
γリノレン酸(月見草油、母乳)
  血圧、血糖値、コレステロール低下、
  炎症を鎮めるプロスタグランジンE1を生成
   (最近では、リノール酸の摂りすぎ・アルコールの摂りすぎ・高血圧・糖尿・アトピー
    免疫疾患・老化など些細な理由で、γリノレン酸が不足しやすくなっています。)
 
【オメガ3系脂肪酸】
αリノレン酸(しそ油、亜麻仁油、えごま油)
  アレルギー、高血圧、心疾患を予防
 
DHA・EPA (青背の魚、うなぎ)
  中性脂肪、血圧の低下、動脈硬化、高脂血症、血栓、心疾患の予防
  脳血管障害、痴呆の予防
  摂りすぎると ⇒ 弱い炎症を引き起こすプロスタグランジンE3を生成


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